〜「癖読み」こそ立ち回り最大の芸術〜

私は実家に帰ってくる前は、いわゆる「ジグマ」をしてました。
一つのホールに毎日のように通い、情報を収集していました。
稼動が休みの日も、閉店間際に店に行って自分の動くシマの調査をしたり。

当然、ホーム以外のホールもほぼ毎日閉店間際に足を運んでました。
ホールの状況と言うのは生き物と同じで流動的なものです。
以前まで見向きもしなかった「ボッタクリホール」が急に頑張りだす事もしばしばです。
そういう事を見極める為にも、毎日の調査は欠かせませんでした。

さて、この様に色々な店のデータを採集していくと、面白い事が解るのです。
その店の経営方針だったり、設定の打ち方だったり。
まぁ、俗に言う「店の癖」ですね。

私の今は亡き師匠の口癖は
「スロットは高設定を掴むまでがスロット。掴んでしまえば後は仕事してるのと同じですよ」
でした。

確かに「ここに高設定を入れるかも」と読んで、その通りに設定が入っているとこれほど嬉しいものはありません。
経営方針においても、「ここのホールはこの時期は毎年締める」等の癖も見えてきたりします。

イベントの信頼性も丸裸に出来ることもありました。
例えば、以前私のホーム近くにあった店は
「羽根物の釘がイベント時に開いている」=本気イベント
「釘が閉まっている」=ガセイベント
と非常に解りやすかったです。
スロとパチ、両方出るor両方締める。でしたからw

まぁ、今の時代の機種は殆どが終日稼動よりはフットワーク重視なので、
以前ほど「癖読み」というのは必要ないかも知れません。
しかし、自分で「この台、明日6入れるかも?」と思い、
次の日その台を自分で打っていて稼動中に自分の台に「6確定札」が刺さった時は、
それはそれは言葉では言い表せないくらい感動するでしょう!

是非一度お試しあれ♪